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プロフィール
フナヤン
フナヤン
清武町で「ふなや」をしてます。大将のフナヤンです。
「昨日よりさらに美味しく!」をモットーに、がんばっております。
最近、生ごみリサイクルを始めた事で、食や農に対する考えが、変わりました。
家族の食生活までも変わりました。
お店の方でも、食の大事さなどを伝える事のできる様に、これからがんばっていきます。
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Posted by みやchan運営事務局 at

2010年06月15日

いのちをいただく実感

ゴールデンウィークの出来事です。

連休を取り、家族で佐賀県の波戸岬にキャンプに1泊行ってきました。
キャンプ場に付くと、とても良い釣り場に囲まれたキャンプ場でしたので
急遽、安物の竿を2本と、仕掛けセットを購入。
設営後、3時間ほど、釣りを楽しみました。
他のキャンパーさんには、当たりは無かったのですが
最後の方で、娘2人とも 魚が釣れました。
それはそれは、エキサイティング!!
最初は、下の子の竿が引きます。
あげろ~~~~!!
初の海釣りで、はじめて自分で釣りあげました。

べら?かな。小さいですけど、満面の笑み。
そして、しばらくして 上の子。
安物の竿がかなりしなってます!ここここれは!!
あげろ~~~~~!!
何とか、自分で上げたのが

かさご~~~!!
25センチくらいあります。すげ~!!!
もう、満面の笑み!!!
「早く写真撮って!!!!」とうるさいです。

後にも先にも、釣果は、この2匹のみ。
大事そうに、岩のくぼみに溜まっている水に放して
活かしてあります。やさしい目でみつめています。
しかし、自分は、「こりゃ~~うまそうだ」と最初から思ってましたが(汗)
本人達に、この魚をどうするのか、逃がすのか、食べるのか
決めさせました。
答えは、「食べる」でした。
それでも、キャンプサイトに帰り着くまでは、
ビニールの水の中に活かして大事にしてました。

夕食の準備が出来、魚を焼くスタンバイが出来ました。
まだ、生きているその2匹を本人達に バーベキュー網の上に準備させました。
とうとう焼く時です。
まーー私は、普通に何も考えていなかったのですが
パクパクと口を動かす「お魚さん」を 炭火の上に乗せた時
どんな表情をしているのかな?と
振り向くと、2人とも 手を合わせて祈っていました。
「ごめんさい・・・ごめんなさい・・・」
そんな声が聞こえてくる様でした。



あ~~~~これこそ、食育の本質にある事だな・・・(涙)
見ていて感動しました。
つい今まで、生きていた命を 目の前で焼いて頂く。
とても深いな~と思いました。
この本質を、理解すると 私たちは「いのち」を食べる事で 生きているという事が
実感として沸いてきます。
野菜だって「一つ」のいのち。
魚のいのち。
牛さんのいのち。。
豚さんのいのち。。。。
食べられるつもりで生まれて来たという事はないです。
精一杯、生きて子孫を残す。それが、生命の本質です。
その途中のいのちを私達はいただいている。。。。。

だから・・・「いただきます」を心から言える。
そんな、子供達が当たり前になるように、
「いのちをいただく」を考える目線での食育が
今だからこそ、必要なんじゃないかと思います。

お店をしていて気付くのが、手を合わせて「いただきます」を言って食事が出来る大人の
少なさ・・・・。かなしいです。

「いのちをいただく」http://shop.nishinippon.co.jp/asp/ItemFile/10000238.html

結局、2匹のお魚は、塩焼きにして きれ~~いに食べました。
本当に美味しかった。

「ご馳走様でした」  

Posted by フナヤン at 22:16Comments(1)その他